AP3000等の情報メディア教育システム

1998年2月に導入した情報メディア教育システムは、並列コンピューターAP3000等のサーバ群、パソコン220台、 マルチメディア教育支援システム等から構成されます。
同システムは、1998年2月から2002年1月まで運用されました。

システム構成図

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仕様

Fujitsu AP3000
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(写真提供:富士通株式会社)

AP3000内は10ノード(4ノードが教育用、4ノードが研究用、2ノードがセンターノード)で構成され、それらが1.6GbpsのAP-Netで接続されました。
並列コンピューターAP3000の主な仕様を下表に示します。

ノード数 10 ( 2CPU/Node )
OS 日本語Solaris2.5.1
主記憶容量 9.5GB
ハードディスク 200GB(RAID5) + 90GB
ディスクキャッシュ 26MB
ノード間転送速度 200MB/s
FMV-6266T6

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(写真提供:富士通株式会社)

 端末FMV-6266T6の主な仕様を下表に示します。

CPU MMX PentiumⅡ266MHz
OS WindowsNT4.0
主記憶容量 96MB
ハードディスク 4.3GB
ディスプレイ カラー 17″
その他 ヘッドセット、サウンドキット付属。
一部にCCDカメラ、MO、スキャナ付属
主機室
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左端からディスクアレイ装置、DLTローダ、AP3000(三連の装置)、VODサーバです。 手前の机上の機器はコンソールとネットワーク監視装置です。
なおAP3000の後ろや横にNTサーバが設置されています。
実習室

C211(主教室)
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C212(副教室)
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 2教室を使って一度に120名の授業・演習が行うことができます。 教室前面のスクリーンおよび天井のモニターに教官端末の内容や教室内を表示できます。
メディア開発室
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マルチメディア教材の開発に必要な機器として、 メディアサーバ、ノンリニア映像編集システム、デジタルサウンド制作システム、マルチメディアコンテンツ制作システム、 CG映像制作システム、メディア変換システムが設置されました。
作成された動画像(音声含む)は、MPEG1またはMPEG2に圧縮してVODサーバに蓄積することができます。