Moodle2017の利用方法 [教員用]

公開日:2017年3月13日

 

目次


1.Moodleとは

Moodleはコース管理システム(Course Management System:CMS)やe-Learningシステムと呼ばれる教育・学習活動を支援するシステムです。ネットワークを利用できる環境であれば、PCのWebブラウザーやスマートフォンのアプリケーションから、いつでもどこからでも利用することができます。

※本学では、最新バージョンのMoodleのみ学外からも利用可能です。過去バージョンのMoodleは「学内限定」で閲覧のみ可能です。


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2.利用申請

Moodleを利用する場合には、利用申請が必要です。センターHPから「教育利用申請・授業計画書」をダウンロードして必要事項を記入の上、メール、リンコムネクスト、学内便のいずれかの方法で申請してください。

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3.利用の開始方法

  • 情報教育センタートップページ内の「Moodle2017」からログインします。
  • 表示されるコース一覧から利用するコース名を選択します。
    ※ブラウザの幅によって表示が変更されます。
  • 15回分の授業用枠(トピックス)が表示されます。
  • 「6.科目(コース)と授業の概要入力」以降の手順でコース内に教材を作成します。


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4.学生への受講登録指導


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5.コースへの登録キーの設定方法

コースへ「登録キー」を設定しそれを受講学生に知らせることで、登録キーを知っている学生だけが受講登録することができます。

      • 管理ブロックから「ユーザ」を選択します。
      • 「登録方法」を選択します。
      • 「自己登録(学生)」横の編集ボタンをクリックします。
        「自己登録(学生)」が表示されていない場合は,「登録方法を追加する」から「自己登録」を選択してください。(編集ボタンをクリックした場合と同じ画面が表示されます)
      • 「デフォルトの割り当てロール」が「学生」であることを確認します。(追加する場合のみ)
      • 「登録キー」を入力し,「変更を保存する」ボタンをクリックします。


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6.科目(コース)と授業の概要入力

      • 編集したいコースに移動します。
      • ウィンドウ右上の「編集モードの開始」をクリックします。
      • 「編集」をクリックします。「セクションを編集する」または「週を編集する」が表示されますのでクリックします。
      • 授業の概要を記入し、「変更を保存する」をクリックします。

        文字の装飾、特殊文字の挿入などをしたい
        初期状態では、入力ツールは一部しか表示されていません。文字に色をつける、特殊文字を挿入する、検索・置換などしたい場合は、入略欄の左上にある「ツールバーの切り替え」アイコンをクリックして下さい。表示されるツールが増えます。
      • すべての編集を終了する場合は、「編集モードの終了」をクリックします。


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7.課題の登録

課題に対するレポートの提出方法は、大きく分けて2つあります。直接文書を入力させる方法と、ファイルで提出させる方法です。
どちらの課題を登録する場合も、「編集モードの開始」をクリックします。

    • 「活動またはリソースを追加する」をクリックします。
    • 表示されたメニューから「課題」を選択して「追加」をクリックします。
    • ”一般”項目の「課題名」欄に、課題のタイトルを入力し、「説明」欄に、課題文を入力します。

      文字の装飾、特殊文字の挿入などをしたい
      「説明」欄では、文字に色をつける、特殊文字を挿入するといったこともできます。初期状態では、入力ツールは一部しか表示されていませんので、入略欄の左上にある「ツールバーの切り替え」アイコンをクリックして下さい。表示されるツールが増えます。
    • 必要に応じて、”利用”項目で課題に対するレポート受付の「開始日時」と「終了日時」を設定します。
    • “提出タイプ”項目でレポートの提出方法を指定します。
      オンラインテキスト 直接文書を入力させる方式。下の「語数制限」欄を設定することで、提出可能な最大語数を制限かできます。
      ファイル提出 添付ファイル方式(個数とサイズが指定できます)


      ※項目「一般」や「利用」は項目名をクリックすることで展開したり、折りたたむことができます。

    • “評点”内で課題の配点を設定します。
    • 「保存してコースに戻る」をクリックして、課題を保存します。
    • 「編集モードの終了」をクリックして、編集を終わります。


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8.作成課題の表示確認

ロールを教員から学生に切り替えて、課題の表示形式や動作を確認することができます。

          • 左にある管理ブロック内の「ロールを切り替える」から「学生」をクリックします。
          • 確認が済んだら、「通常のロールに戻る」をクリックして終了します。


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9.小テスト用の問題作成

小テストは、まずそれぞれの設問を「問題バンク」内に作成します。つぎに次章で作成する小テストという枠内に、ここで作成した問題(各設問)を組み込んで作成します。

Moodleでは、文中の穴埋め問題、記述問題、多肢選択問題など複数方式の問題が作成できます。ここでは多肢選択問題の作成方法を説明します。
        • 管理ブロック内の「問題バンク」をクリックします。
        • 「新しい問題を作成する」をクリックします。
        • 作成する問題のタイプから「多肢選択問題」を選択して、「追加」をクリックします。
        • 「問題名」と「問題文」を入力します。
        • “デフォルト評点”欄に「得点」を入力します。
        • 「選択肢」欄に、選択肢の内容を入力します。
        • 正解とする選択肢に評点(配点率)を選択します。
        • 「変更を保存する」をクリックします。
        • 作成した問題が「問題バンク」内に表示されます。
        • これまでの手順を繰り返して、問題を複数作成します。

※問題バンク内では、カテゴリというフォルダを作成することで、問題をグループ分けしたり、階層化したりすることができます。

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10.小テストの作成

            • 「編集モードの開始」をクリックします。
            • [活動またはリソースを追加する]をクリックします。
            • 「小テスト」を選択して、「追加」をクリックします。
            • 名称入力欄に「小テスト名」を打ち込み、必要に応じて次の設定を行います。
              項目名 設定箇所
              タイミング 小テストの受講可能日時
              評価 受講可能回数
              レイアウト 問題順のランダム表示
              問題の挙動 選択肢のシャッフル

            • 「保存してコースに戻る」をクリックします。


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11.小テストに問題を割り当てる

        • 作成した「小テスト名」をクリックします。
        • 「問題が追加されていません。」とメッセージが出ますので、「小テストを編集する」をクリックします。
        • [追加]をクリックし、選択肢から「問題バンクから」をクリックします。
        • 割り当てる問題を選択して、「小テストに追加する」をクリックします。
        • 各ページに1問ずつ割り当てられます。
        • 1ページ内に全ての問題表示とするため「改ページ調整」をクリックします。
        • 問題数を「無制限」または「5」に変更し、「Go」をクリックします。
        • 必要に応じて各問題の「評点」、「最大評点」を変更して、「保存」をクリックします
        • 作成した小テストの表示・動作を確認するため、「コース名」をクリックして、コースのトップページに戻ります。
        • 管理ブロック内の「ロールを切り替える」から「学生」ロールに切り替えて、小テストの表示や動作を確認します。確認が終了したら、「教員」ロールに戻します。


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12.配布資料の登録

        • 「編集モードの開始」をクリックします。
        • 「活動またはリソースを追加する」をクリックします。
        • 「ファイル」を選択して、「追加する」をクリックします。
          「ファイル」はメニューの後半にあります。スクロールして下さい。
        • 名称入力欄に「資料名」を、説明入力欄に「説明文」を打ち込む。
        • ファイルを選択する欄にドラッグ&ドロップして、ファイルを指定します。
          ※削除等はファイルアイコンをクリックして行います。
          ※フォルダを作成して、ファイルを管理することができます。

        • 「保存してコースに戻る」をクリックします。追加した資料が表示されます。
        • 「編集モードの終了」をクリックします。


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13.数式の入力方法

次のような数式を入力することができます。

別紙の表を参考に、MathJax方式で数式を入力して下さい。
例)

14.この他の使い方

このページでは、最低限の情報を掲載しております。この他の使い方、ヒントなどは、Moodle内に説明ページを追加する予定です。(現在準備中)